友人道場床張替え

友人の将棋道場の床が腐って落ちた。
業者だと40万〜60万掛かるとのこと。12畳の畳。布基礎からすればそれだけ掛かるのかもしれないが、この時代高すぎる。
また、そこまでする必要はない。それでボランティア。

コンパネ床の上を歩くとぼそぼそ抜け、転びそう。
剥がしてみると、幸い白蟻の被害はない。
湿気によるコンパネ、根太、大引き、床束の腐りでぼろぼろ。
コンパネ下面から土面まで35センチしかなく換気口が一箇所しかない構造なので湿気は抜けることがない。なおかつ畳自体と畳の下には防湿シート。これでは湿気は抜けず長い時間が経てば腐らないはずはない。

床下の最奥にファン吸気口を設けて強制換気をすることとする。
床下ファンは高いので、適当なものを物色。
トイレファンを見つけた。連続運転で寿命は3年程度とのこと。
結構うるさいので、タイマーで夜間誰もいないときに換気し、昼間は停止させておくこととする。これで10年程度はもつでしょう。

今回は時間の関係で緊急に張替えを要する七畳を張り替えた。
残りの五畳は、別の機会にしましょう。

剥がしに二時間、必要な材料を確認。翌日にジョイフル●●●で揃えた。

翌朝、材料を購入。

コンパネ・・・7枚X998円=6986円
根太45X36X3000X6本・・・3束X1950円=5850円
大引き3000X90X90・・・3本X970円=2910円
アルミフレキシブルパイプ(125mm)・・・2本X880円=1760円
トイレファン中間タイプ・・・1950円
合計  19,456円。
12畳したとしても、4万円はいかないでしょう。
業者の材料の見積もりも高すぎるね。

床全体にレーザーで水平を取って作業したが、なぜか壁に這わした垂木と高さが合わない。最初は理由が分からなかったが、なんと床全体が1センチ以上傾いていた。水平であるとの先入観念で作業をしたための失敗。
水平を取る作業は丸々無駄となった。

結局、壁の造作に合わせて束石の高さを調節しなおして作業。
材料はぴったり消費した。

剥がし・・・2時間
床張り・・・6時間半(無駄となった水平作業を除けば五時間程度でしょうね。)
二日間の工事でした。