スズメバチの成虫と幼虫・・・昆虫食!

家の修繕で見回り中、軒下のスズメバチの巣に気が付かず、屋根上から不用意に近づいたので、襲われた次第。
軒下に垂れ下がった蜂の巣直径は30cm程度、壊してみたら、この巣は既に空家状態で蜂はいませんでした。

しかし、剥がしてみると、軒下の空間に作られた蜂の巣は30×50cmで蜂がぎっしり生息していました。
ブンブン飛び出して攻撃してきます。
悔しくも痛くも三箇所刺されましたが、大事には至らず。
生涯で、今回を含め、スズメバチには、6回刺されています。
痛いですね。特に頭は。ズキズキ残りました。アナフィラキシーには注意しないとね。

幸い対処法はまぁ慣れているので、先鋒の攻撃蜂数匹のみと戦うだけですみました。それでも刺されました。
テニスラケットがあれば面白いように退治できますが、箒では役に立ちません。

夜になって、掃除機で、ほとんど全て吸い取りました。
ごみパック2袋分ありました。
いつもは埋めて捨てるのですが、今回は刺された悔しさもあり、食してみました。

ほとんどは、夜間、掃除機で吸い取ったものです。
残存兵力は翌日、やはり掃除機で吸い取りました。
掃除機の紙パックの中には、蜂の巣の残骸と蜂だけです。
埋めたりして捨てるのは蜂達に失礼なので、とりあえず、紙パックごと冷凍しました。
昆虫食を試してみました。
蜂の子を食するのは、養蜂場で生食した小学生時代以来です。
小学生三年のときですが、遠い昔の思い出です。


まずテストに蜂の巣から落ちた蜂の子を拾って食してみました。サラッとキャノーラで油揚げです。
カリカリしてスナック感覚
味は、やはり虫の味です。
標高が千二百メートルあるので油は早く沸騰します。

次にスズメバチの成虫の油揚げです。

あまり揚げすぎない方が美味しそうです。ちょっと揚げすぎました。
羽や足は食べていて気になりません。
さくさくして、いままで食べたことのない味です。
やはり、虫なんだと納得。
スナック感覚です。悪くはありません。
もちろん、食後、腹を下すことはありませんでした。

また、成虫の焼酎漬けもあるそうです。
今回は掃除機で吸い取って全部死んでしまったので次回に持ち越しですが、生きたまま焼酎につけてみようかと思います。

蜂の子の素揚げの方が味がはっきりしていてよろしい。
成虫は、より強い虫の味がします。
残酷かもしれないが、子供のころ食したように、生きた幼虫を噛み潰すのが一番おいしいのかもしれない。