ガレージシャッターが外れて落ちた

実家から電話あり、シャッターの左側下に箱を忘れておいてしまい、シャッターが半開きで止まっていたが、シャッターを上げて、箱を取り外してからシャッターを下ろし始めたら、突然大きな音がしてシャッターが外れて落ちたとのこと。
車が入れられないので、なんとかしてくれ・・・とのこと。
行ってみました。
点検窓を開けてみると、異様に捻じれた鉄の板がみえる。

とりあえず、カバーを外すも、30年以上前のシャッター故、ネジが貼り付いてネジ山がバカになったネジが一つあり外せない。
それではと、ディスクグラインダで頭を削り取って、カバーを外してみた。

点検すると、シャッターを止めてある個所は3か所。
もちろんすべて外れているが、左端の留め具が折れてひしゃげている。
固定しているネジを触ってみると、かなり緩んでおり、1センチほど浮いている状態。
長年のシャッターの回転運動でネジが緩んで、最終的に左が外れ、つられて中央と右の留め具が外れた模様。

ひしゃげた留め具を外して、コンクリの上で、ハンマーで叩いて、細かい修正はネジザウルスで行ってみた。

左留め具を固定後、シャッターに軽くかませて、少しシャッターを上げて、シャッターのトップを手前の作業しやすい位置に持ってきて、シャッターの下に物をかませて、固定。

次にシャッターが一番落ちた位置になるようにリモコンでシャッターのモーターを回す。

そして留め具のかみ合い箇所をすべてシャッターにかみ合わせ、広がったかみ合いをネジザウルスでつぶして再度嵌合させる。

問題ないことを確認して終了。





使った工具・・・金槌(まがったシャッターの修正)、モンキーレンチ(13ミリレンチの代わり)、インパクトドライバ(ネジ外し)、ネジザウルス(開いてしまったかみ合わせを再度閉じる作業)、ディスクグラインダー(錆びついたビス頭の撤去)
作業時間・・・2時間、暑かった。