IH クッキングヒーター取り付け

今回は、自宅ネタです。
ガスレンジからIHクッキングヒーターへの置き換えです。
工事前にガス会社に連絡して、ガスを止めてもらいます。無料でストップ栓を付けてくれます。
さて、200V30Aなので、電源コンセントも異様に大型です。

単相200V30Aですが、分配器からIHまで10mあるので、ケーブルは20A×2本で40Aにして電圧降下を抑えています。

奥行きを出すため、テーブルを流用することにしました。三面を削らなければなりません。

ビルトインガスコンロを取り外した後、ついでに内部を全て撤去しました。

次にガス配管周りやその他空間を全て端切れ板やボンドやシール剤で塞ぎます。家にはゴキブリは出ませんが、安心のためのゴキブリ止めです。

次に三面をトリムしたテーブルを載せます。いい感じです。IHならばこそです。ガスレンジでは木材は可燃物なので使えません。

IHコンロを置いてみます。こんな感じ。この後、図面通りにテーブルに穴を開けます。

電動丸鋸とジグソーで切り取ります。はめてみました。ぴったりです。

IHを載せてみました。厚みがほとんどありません。ガラストップでスイッチ類もガラス内なので調理面と面一でいいですね。

電気を通してみました。オレンジの照明が通電中を示します。右のやかんが長年の汚れでどす黒くなっています。これを機に磨き上げましょう。

[使用感]
調理時間が半分以下になったと好評です。
お湯も数十秒で沸騰します。
また、油のはねが少なくなりました。
換気扇への油不着が目に見えて少なくなりました。
気を抜いて付けっぱなしでも自動的に切れます。
なにしろ、火を使わないのがいいですね。
上面で焼き魚が出来なくなったのが残念です。
また、いままでのアルミ調理器具が使えなくなったのが残念です。
現在はガラス内部に鉄材を埋め込んでこれを加熱するフルメタルタイプが一般的になってきていますが、これだとラジエントタイプと同じで、ガラス自体が高熱を維持するため、間違ってガラス面に触るとやけどになるのではないかと心配です。
とりあえずは大満足です。
後で、前面パネルを付ける予定です。